メタファーの境界

30代になった女の日記です。日常の肥溜めの上澄みみたいな感じ。

彼氏が北海道に転職する01

少し前に書いてた日記です。実は今はもうちょっと進捗があるのだけど、せっかく書いてたので載せようと思います。

 

(・ω・)

 

彼氏が北海道に転職する。今年の9月。あと約一ヶ月ちょっと。6月の初めに「転職先決まった。札幌。」といきなり言われた。私は京都在住で、週末いつも一緒に過ごしている彼の家は大阪だ。先日北海道に行き、新居を決めてきたらしい。彼はいま不動産屋と電話している。着々と引っ越し準備が進められている。

彼氏は去年の秋にも転職活動をしていて内定をもらっていたけど、現職より条件が悪かったのと、その時現職で始まったプロジェクトが自分のスキルアップに繋がりそうだからという理由で断っていた。その会社は東京で、ニートだった私は「京都の家を離れてついてく」と彼氏に宣言していた。

でも今は状況が違う。私はニートじゃなくなった。仕事は結構楽しくて、デザインのスキルをちゃんと発揮できている。簡単についていくなんて言えなくなった。

彼氏が転職したいのは分かっていたので、それは「とうとう来たか」というところ。「飛行機で5千円ぐらいだよ、東京行くより安いしすぐだよ」と簡単に彼は言う。

こうやって「私と彼との気持ちの温度差がありすぎる問題」が数ヶ月毎に顔を出す。彼氏は私の事はそこそこに好きだと思う。でも、結婚したり子供産んだり、そういうビジョンはないらしい。付き合って三ヶ月の時点で手を繋ぎながらそう言われた。逆に私に対してそれくらいの関心度合いでいてくれるから、付き合うところまで至れたのだとも思う。

転職自体はもちろんすればいいし、遠距離恋愛でもいいけど、私は能天気にただ付き合うだけではいけない年齢になってしまった。ずっとモヤモヤとしていたけど、ここに来て遠距離恋愛というものが出てきて、能天気な恋愛を許せない気持ちに気付かされてしまった。

 

私はいま31才。彼は今年33才。彼が結婚モードになるには、あと5年ぐらい要りそうだな、という印象がある。その頃私はもっとおばさんだ。

彼氏は歳の割に収入がある人で、いつもご馳走してくれるしMacもGoproも買ってくれた。そこら辺のフリーターの私には身分不相応のよく出来た人だ。もっと年下の可愛い女の子を選べる立場にある人だとも思う。ちょっとだけ遠距離してみて、様子見だろうか。どうするのが二人のためなんだろう。