メタファーの境界

30代になった女の日記です。日常の肥溜めの上澄みみたいな感じ。

真面目と真逆の日記

2020年4月30日木曜日
マッチングアプリで知り合って、ちょこちょこやりとりしていた男の子に午前中会いに行った。鴨川で散歩。普通に仲良く喋れたけどやっぱりそれだけで、別れた後にLINEで「会うのはこれで終りにしたいです。ありがとう」とメッセージを送った。最終的にはブロックすることで終わった。大人げないけどいいや。見た感じ、気分がコロコロ変わるタイプの人だと思うので、しばらくしたらほとぼりも冷めると思う。


お昼は好きなアジアン料理のお店に入った。お客さん誰もいないし、いいかなと思ってお弁当じゃなくて普通に店内で食べる。ランチ頼むの初めて。30分経たず外に出る。お客さん来てるのかな。潰れないでほしいな。

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家に帰る前に缶チューハイとポテトチップスを買う。先のマッチングアプリの人のこと、自分で振ったくせに良心が痛んで、何だかやりきれない。お昼からお酒飲む。どうやったらうまく振れるんだろうな。


昨日に引き続き星の王子さまのアプリで性格診断をする。詳しく見たのはまだ二人目だけど、両方とも案外自分の生い立ちとか「そんなことまで話してくれるんだ?!」という展開になる。インターネットで顔が見えないのもあるせいか、リアルで友達になったら聞き出すまで何年かかるんだろうなって言うプライベートな内容を聞き出せて興味深い。自己診断の壁はあるけれど、詳しく聞いていくと「このタイプかな」っていうのが出てくる。もうちょっとやってみよう。

 

 


2020年5月1日金曜日
寝て食べてたら一日中が終わる。とうとう3月のライオン公開分を読み終えた。

とても面白いマンガでさくさく読めたけど、あまり共感は出来なかった。出てくる登場人物がみんな真面目で正義感があり美しく、この世の是を体現したようなキャラクターたちだった。作品と作者を重ねるのは野暮なことだと思うけど、まるで作者の精神世界に入ったようだった。きっと真面目な人なんだろう。こんなゴールデンウィークの晴れた日に、ニートなのにベッドの中でダラダラとスマートフォンをいじって漫画を読んでいる私とは大違いだ。耳が痛い作品だった。

話題がポンポン飛ぶのが印象的だったな。将棋、いじめ、家族、恋愛、たまに料理。いじめを題材にしてなあなあにせず描ききってたのは見事だった。そしてどんどん報われていく主人公桐山くんの幸せの着地点をどこにするんだろう。幸せの足枷になってた義理の家族との問題はもうちょっと掘り下げてほしかったとも感じる。まあ時間が解決してくれるのは現実でもよくあることよね。好きだった義姉との関係も、恋愛感情ではなく一緒に暮らす中で情がうつっていたようなものなんだろう。
ハチミツとクローバーはアニメだけさらっと見たけど、どこかのタイミングでこちらも読んでみようと思う。