メタファーの境界

30代になった女の日記です。日常の肥溜めの上澄みみたいな感じ。

タンス

今日テレビで「日記をつけるとその日に幕が降りて気分を引きずらない」といった旨のことを言ってた。

 

2月に就職が決まりました。

 

\(((((((^o^))))))/


周りの子が転職とかする中、なにやってんだろって感じだけど、やっと正社員。カンボジア行ったりとびとびだけど、3年も就活しちゃった。


しかしこれで非正規雇用から脱却です。
職種はデザイン。しかもメーカー。
嬉しい。


元旦に「これはもう自立せなアカンな」って出来事があって、ガンガンやろうと思ったら呆気なく決まって、「今までの苦労はなんだったの」っていう感じです。


2月いっぱいでお世話になった制作会社も辞めて、今は転職までの春休みです。
貯蓄がそんなにないのと最初は今よりも安い給料になるからしばらくは実家にいるけど(通える距離)、今年のどこかで一人暮らしにシフトしたい。

がんがん部屋の断捨離も進んで、タンスと布団の部屋って感じ。
もっと捨てるけど。

「私の部屋は仏間にでもして」って言ってから、母親が部屋が空くのが楽しみでしゃあないみたいで、その態度にいらいらしてほんとに仕方がないけど(上記のタンスは13年親戚のところで放置してたやつを最近私の部屋に入れたんだぜ)、もう関係のないところになるのだから、前だけをみて進むしかないのだ。明るい未来なのだ。

しかし部屋を空っぽにするという私のささやかな願望はもう叶わなくなってしまった。
あと数ヶ月で達成できたのに…


「もう関係のないところになる」といいつつ、やっぱそれが心残りなんだよね。
なんで親のくせに子どももやりたいことを阻害するんだろう。

まあ「私の部屋に入れたら」って言ったの私なんだけどさ。こんなに大きくて邪魔なものだと思ってなかった。一時的に外に出すからねって話はしたけど、そんなことができる大きさじゃなかった(言えよなー)。そして13年も使ってなかったものなんだから捨てたら、というのは話し合いにならない。「預かってくれてたおばさん達の気持ちはどうなるの」ってのの一点張り。そのおばさん達はタンスの面倒みるの放棄したんだからもう関係ないじゃん。あんたらが処分のことかんがえるの面倒だからスペースができたところにほうりこんだだけじゃん。これからのことを考えないと(そう言うと「めっちゃ怖い顔で言うねんな」ってのの一点張り)。たまたま場所があって良かったね。私が部屋片付けてなかったらどうするつもりだったの。その問いには「それはわからない」の一点張りだった。


考えろっつーの。


…という訳で、私は出て行きたいし、親は狭い家に自分たちが自由にできる場所ができて嬉しいし、ある意味でどちらもwinwinなのかもしれないけど、私が出て行く事=部屋が空くことに嬉々としていることがやっぱりむかつく。昨日家に入れるお金渡したら「もらっていいの?一人暮らしは?引っ越しもおとうさんに頼めばお金掛けなくてもすぐできるじゃない」ってノリノリなのがほんと癪にくるんですわ。

友達と話してやめておこうかと思ったんだけど、写真も母子手帳もへその緒も処分して出て行った方が、いいかな。自分の踏ん切りというか、けじめがつくだろうか。これからの親との関係で一番は老後に立ち入りたくないことなんだけど、自分の認知ができないような状態になったりしたらやはりむつかしいだろうか。しかしいいところばっかり吸われている気がしてしゃあないのだよ。どうしたらよいのさ。

そのタンスだって、自分では捨てたくないというなら、自分じゃない人に迷惑をかけて処分させることにどうせなるのに。私より30年も多く生きてるんだからそのくらい考えろよ。まわってくんのかなーその役目。嫌だなー。


…というわけで最近のダイジェストのひとつはでかいタンスなのでした。
地震が怖いです。昨日けっこう揺れたんだよね。
明日はいいこと書く。おやすみ。幕は降りたのだろうか。苦笑