メタファーの境界

30代になった女の日記です。日常の肥溜めの上澄みみたいな感じ。

マレーシア!-半日限り-

おととい、カンボジアを出国しました。日本に帰ってます。
これのアップは日本に着いた次の日です。ねむくてね。

 

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いつの間にかサムライカレーの参加期間は終わっていたのでした!(苦笑)
毎日ブログ書いてる人、ほんとすごいわ…眠くて書けないよね。
書かなかった間、シェムリアップ行ってアンコールワット行ったり、キリングフィールド(チュンエクとトゥールスレン)に行ったり、サムライカレーの存在について説教されたりしました。

今、乗り換えのクアラルンプールの空港でコレ書いてます。19:30着の1:00乗り換え。
フリーwifiが見つけられないので(その辺に飛んでるんだろけど…)アップは帰国後です。
しかし空港の待ち時間てなにをするものなのだろう。
マレーシアはトリが美味しいらしくて、ケンタッキーに来てみたけど、お腹が空かない(ドリンクのみ…)。

 

※結局買いました。チキン自体がスパイシー。そしてテイクアウトだとケチャップとチリソースの小袋も渡される(店内で食べるとセルフバーがある)。聞いた所によると、フィリピンとかインドネシアはごはんがついてくるそうです。まじか。おなかいっぱいだな。


ちょっとサムライカレーの振り返りを。


カンボジアで活躍する人に1ヶ月の間にぎゅっと会えるのはこのプロジェクトの強みの一つだと思うけど、ほんとね、カンボジアで働いてる日本の人って、カンボジア大好きよね。お会いする人、する人、すんごいカンボジア愛してる。多分、好きじゃないとやっていけないのだと思う。

上に書いたお説教というのもカンボジア(おそらく)大好きな人からのもので、中身を書いてみると、

「サムライカレーはビジネスとしてはすごく良い観点。『日本から海外に出てみたくても出れない人にきっかけを与えるということ』のニーズを見いだしたのは目のつけどころがほんとにうまい。でもそれはカンボジアに対して何かをもたらすのか?来ようと思えばカンボジアには来れる。手を差し伸べないとカンボジアにこれないような『草食的な人達』がこの国で何かをできるとは思えない。サムライカレーの内容も学園祭でやるような内容と変わらない。」


まあ、要約すると「おまえら邪魔なんだよ」ってことです。


すごくね、一理あると思う。こんなことをプロジェクトに参加している人間に言っちゃうくらい、この国で働くことは大変なのだ。想いがぶ厚いよね。

そしてほんと意見や考えというものは、何かしら偏ったものしかないのだなあと…。
何が何に影響を与えるかなんて誰にもわからないからね。
手を差し伸べられてやってきた「草食的な」ボクらが、例えばサムライカレーを大きくしてカンボジアの人に雇用を与える場にしたり、接客で言語やコミュ力を磨く場にしたり、店舗を貸しギャラリーにして絵が売れる場にする可能性も存在するわけです。

結局、この人がこういったことを言うのは根本に「カンボジアが好き」っていうのがあるから。


ちょっと考察してみよう…(・ω・)


そうだなあ、壮大な話をすると、人間って適応して繁栄するものだから。足が無くても目が見えなくても「現代で生活するには不便があるところ」が将来適応する可能性があるから殺さない方が、いい。例えば差別がダメってなるのは、多分、それが人間が生き残るために身につけた(身につけていってる)判断なんでしょう。

そして支援する対象がこの人にとってはカンボジアだったのよね。支援されないと大きくなれない国をどうして生かそうとするのか。伸びる可能性があると思っているからカンボジアで働いているし、カンボジアの人達と一緒に仕事しているのよね?(´・ω・`)ちがうかな…

その「伸びる可能性」の有無をどの相手に感じるかは好みな気がする。多分自分に大きな影響を与えてくれたかどうか。この批判をしてくれた人は学生の時にボランティアでカンボジアに来たらしい(そしておそらく、お金払って来たのでは?)。きっとその時なにか響いたのでしょう。これは人を好きになることと同じなんじゃないかなあ。人それぞれ好きになる人、ちがうし。んで、好きになった人を助けたいって思った結果が支援という形になっている。


お、「カンボジアが好き」っていう結論に戻って来た。


この辺で終わろう。考えるの、むつかしい。

 

(´・ω・`)

 

しかし、相手の意見を受け入れられても、それでも考えをぶつけられた時の痛みはハンパない。ボディブロー。
問題なのはただ、その痛みをどう消化するか、ということなのですけどね。
この件だけじゃなくてさ。失敗して怒られる恐怖とだいたい一緒。ほんとどうしたらいいか、知りたい。
ああこういうあたりがいかにも「草食系」なのか。そうじゃない人はこういうのに耐性があるのかな。
ちがう考えが胸にイタい、ってのは「新しく物事をはじめるのが怖い」ってのと同じな気がするんだけど、確かこれって精神疾患であったような…(苦笑)

 

まあ、そういう感じで過ごしていたのでした。
私もカンボジア好きになりました。人が素晴らしいです。みんな優しかった。言葉通じない人も優しかった。
現地の料理がね、美味しいの。しょっちゅう行った3000リエル(75円ぐらい)で朝ご飯食べられるお店とか。最初そこに魅力を感じたのはボラれなかったからなんですけどね。上に書いたことの関連で、日本人がいるコミュニティは避けてたのもあるけど(笑)。最初から3000リエルでご飯食べられた。途中からデザートがつくようになったので、デザートはねられてたっぽいけど。

 

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これがその朝食。ごはんとおかず一品とデザート。おかずは日替わりでいつも三つあって、この日のおかずはウリ系のピクルスの炒め物をチョイス。そしてデザートはおしるこにかんてんを入れたようなもの。

 

で、そこで働くこどもたちがかわいいんだな。これが。多分きょうだい。さんにん。わたし、めろめろ。
学校とかどうしてんのかなって思うけど、その辺は訊けてない(私の英語力が、ない…)。女の子は英語話してたから、行ってると思うんだけど…。
今日、最後だし食べにいって、お菓子をコンビニ袋につめて、あげました。「for me ??(°°)) 」って女の子の驚いた声が忘れらんない。親ってこどもが家のこと手伝って当然って思ってたり、褒めてくれなかったりするだろうし…あんなせっせと頑張ってるんだから、ちょっとご褒美がもらえる日があっても、いいよねえ。

今度行くときはバイトで通訳しにきてくれてた子と一緒に行ってもらおうかな。
お話したい。


(´・ω・`)


…さっき手荷物チェックのとき「take out」の意味が分からんくて後ろに並んでいた方がたまたま日本人で助けて頂いた。「なに?持ち帰り?(・ω・)」って思ったけどそのまま「取り出して」やないか。はずい…。
そしてお礼を言い損ねてしまった。これも恥ずかしい…。ありがとうございました。。

 

(´・ω・`)

 

そう。現地の子とお友達になれるんですよ。英語3%もわかんないのにね。
めっちゃ話してくれるんですよ。言葉通じない人に話しかけてくれるとか、日本人ならあんまりなさそう。
話してくれるのは日本人だからだろうか。

なんかね、最後まで基準がよくわからなかったのだけど、もてるんですよ。
美の基準が日本と明らかにちがう。カフェの店員さんとかに「あなた かわいい」って言われるのです。おじさんが言ってくるなら「はいはい」ってなるけど、女の子にですよ。色が白いとか、メイクの感じとか、日本人に対して好印象だから「かわいい」っていう風にいざなわれるのか。よくわからないけど、町歩いてたらガン見されます。これは珍しいものってのが強いのかな。ちなみにカンボジアの人はイケメンと美女多いです。スタイルいい人も多い。線が細いんだよなー。

今朝ファイスブックのメッセを珍しく自分から送ったぐらい(笑)、みんないい人だった。
そしてみんな返してくれるのよな。すごいわ。また会いたい。

 

 

そしてクアラルンプールから関空への飛行機でお隣の男の子と話してたんだけど、これも英語3%ぐらいしかわからんかった。でも超楽しいの。上海の人でちょっとだけ日本語わかる人だったんだけど、曰く、「漢字があるのは中国と日本だけ、言葉がわからなくてもコミュニケーションがとりやすい国同士だと思う」的なことを言ってて、確かにそうだなーと。まあ漢字っていっても向こうの書く字は超むずいんだけど(ニュアンスがなんとなくわかる)、相手がコッチの字を読めたり書けたりするんだなこれが。すげえよ。で、紙に漢字書きながら英語とちょっと日本語で話す。まあ3%の理解度なんだけど…(・ω・)

 

 

そんな感じのカンボジア生活でした。
やり残したこと、実はそこそこあるんだけど…。とりあえず必須のやつは日本帰ってから送る。
そして日本帰るの結構怖い。おおおおお…

月曜日からまた会社行く生活が始まります。
おひゃー…
ゆめのようだ。。。(・ω・)