メタファーの境界

30代になった女の日記です。日常の肥溜めの上澄みみたいな感じ。

カンボジア!-2週目-

お久しぶりです。やっとブログ書きにきました。
今週一週間いろいろあって正直キャパがパンパンですた。

自分の記録の為に今週のダイジェスト。

月曜日
引っ越し 現地の学生(バイトで来てくれてる子)とカフェ(1件目) 内装業者立ち会い(シャッター・内扉・防犯面) 名刺作り

火曜日
名刺作成(map含む) 現地の学生(バイトで来てくれてる子)とカフェ(2件目) リサイクルショップに家具見に行く NGOが経営する店で夕飯(3件目)

水曜日
名刺の追い込み(入稿データ完成) 内装業者への支払いのついでに工場をちら見する 新店舗に内装構想用の写真撮影 カフェ「BRINGBRING」に情報収集(4件目) ラーメン屋「キヨスク」で夕飯、内装のこと、雇用のことなど情報収集(5件目)

木曜日
新店舗に内装構想用画像加工 ボントラバイの植木屋さんにリサーチ 内装業者に加工した画像をみせて見積もり依頼 毛沢東通りで家具屋さんのリサーチ
ミーティングの為の資料作成1 一緒に働いてくれる子の履歴書確認

金曜日
時代屋がサムライカレーうどんを出すにあたってのチラシ作成 名刺・チラシの入稿(だいぶ水曜からデータいじった) 時代屋の方に挨拶
チラシのカラー版も作成

土曜日
ミーティングの為の資料作成2
アドバイザーの方を交えてミーティング(2週目・私は先週腸炎で欠席したので初参加)
時代屋さんにサムライカレーうどんを食べに行く
この辺で疲れてきて寝る(…)
ダイヤモンドアイランドにあるホテル「OFURO」さんのジャグジー見に行く&食事を頂く(めっちゃおいしいのです…)
イオンで買物
プノンペンタワーの屋上バーでお酒飲む(私はジュースだったけど)

日曜日
9時ぐらいまで寝る(快挙)
名刺取りに行ったら「出来んの夜やで」と言われる
帰ってきて報告書打とうと思ったら寝る(…)
寝てる間にサムライカレーのフェイスブックのスレッド(身内向け)が超伸びてて焦る
サッカーを観に行く(多分プノンペンで一番大きいリーグだと思われる。よくわかってない)。
名刺を取りに行って初の犬肉を食べる。酒のアテ系だったので途中で抜けて近所の喫茶店でご飯食べ直す。


これに加えて毎日日報をあげるのですが、これがその日の内に出来なくて、ほぼ毎回寝落ちして明け方〜朝に書いてました。
あと海外で「お風呂にに入る」というのは温水プールに入るようなもので水着が要ることも初めて知りました。同室の子が普通に水着持ってて、「???」でした。なんか海外旅行に水着持って行くのは常識みたいです。まじか。海外慣れしてる人は違うわ…。


前回書いていた住む場所についてですが、結局前の住居である旧店舗に戻って来ました。
スーツケースとかは置いて来たけど。
なんかすんなり終わりました。つーかもうこのメンバー(この代)で新店舗に移ることはなさそう。
電気の工事が一ヶ月以上掛かっちゃうみたいで。

内装もね、もう外のシャッターと内扉とベランダの防犯面の改装は着工していて、7月の30日に終わる予定です。
でも、この代のサムライカレー、8月1日か2日で終わりだからね(苦笑)。
一応、内装のイメージとかも店舗の写真を加工して画像で提案したりもしたんですが、それは後の代に対してプランの提示の一つとして、という感じです。ここの代では依頼しても完成はしないでしょう。

まあそういう電気も内装もサムライカレー参加期間内に終わらないという感じで、店舗としてカレー屋を運営するというのがこの代は不可能なのがほぼ確定なので、「じゃあなにか他に大きなイベントを」とメンバーの一人が言ってくれたのがボランティアに力を入れること。前に書いたかき氷を有効活用したりね。


でもちょっと問題が出て来てしまって…
というのはカレー屋のコンセプト(というよりターゲット層)について。
2週間くらい前に言われたのが、「欧米人が来てカンボジア人も憧れる」というもので、それがメンバーの間で各々疑問が生じたりしていて。

例えば上のかき氷だったら、「地元の人向けにつくってたのに、欧米人向けだったらサムライカレーとしてやる意味はなに?」的なね。

で、このコンセプトを決めたのは主催の方達なので、メンバー(現場)の意見と主催の方の意見で今日のフェイスブックのスレッドは伸びていたのでした(私は寝てた★)。

そんなこんなでかき氷の店頭販売は一旦保留です。
前にちょっと書いてたやつ結局今週はできませんでした。すいません。
また具体的な日付が出たら書きます。書けるだろうか。ゲリラしかやんなさそう。。。

 

フェイスブックにもまだ書いていない私の意見は、正直、今はどっちでもいいんだよね…。
誰向けに商売したいってこだわり、ないし…。それに、欧米人がうんぬん、カンボジア人がうんぬん言っても、どちら向けともとれるもの(あるいは、どちら向けでもないもの)しかつくれなさそうだしさ。内装は特にそうで、自分がつくったものに対して、意図はあっても(私は「赤い壁がアクセントで植物多くて自然感溢れ、提灯がたまにジャポニズムカンボジアに現れたおしゃれカレー屋」、みたいな欧米人向けを意識していた)、「『サムライカレーなう』ってカンボジアの若い子にツイートされるようなかっこいい店を目指しました」って、言えちゃうんだよね…。

コンセプトは重要なんだよ。チームでものづくりするんだから共通認識は要る。
でも上の理由から今はとりあえず動くべきで、多分定まるのはまず(現段階のように)自分のやりたいようやって、それの結果がどちらかに傾いた時(例えば私の内装がカンボジア人に受ける)とかになったときに改めて考えは要ると思う。
最初から要るんだけど、ぐちぐち言って動かないのならほんとに何も生まれない。
私が「どっちでもいい」っていうのはターゲット層にこだわって行動できていないことに対する意思表明でもある。私は今週でほぼ動いたしね。もうあとは好きにしておくれ。内装気に入らんかったら(ターゲット層が動くなら)、変えるし。また画像つくるから。

これはなんの差だろう。価値観の差よね。
いつか詳しく書くけど、私の価値観は「合理的かどうか」に重きを置く傾向があります。
上に書いた私の思いは、ターゲット層はどこか、誰か、というこだわりは特になくて、とりあえず売ってみて、商売としてやっていけそうなところを探る、という感じ。

でも欧米人かカンボジア人かうんぬんで揉めちゃうのはビジョンが大事だから。
そりゃ大事だけどさ、やりたいことないの?(・ω・)
面接して集まった仲間じゃないんだから、多少仲間のブレがこれから出ることもあるだろうし、そんなにエッセンスがないと動けないかなあ…?

まあそれだけみんな「カンボジア人相手」の商売がいいってことよね。
欧米人相手で良かったらこんなに揉めない。

まるで表現と根拠の関係みたいな…。
どんな作品をどんなコンセプトでつくるか。カレー屋というのはただの表現にすぎない。美大行ってたときに嫌んなる程言われたのだけど、「どうしてそれやりたいのかが一番大事」なのです。私はやりたいことがなくて技法とかビジュアルとか、表現の要素を自分のやりたいようにだしてるだけ(美大的にはアウト)。コンセプトは後付け。でも表現のなかにやりたいことがあればそれで成り立つのです。やりたくないことは出来ないから。

大体私の考えはこんな感じです。
昨日今日と日報書いてないんだけど、いいかなあ(休み設定だし)。
日報のフォーマット使って書くこと特別あるっけ。
フォーマット使わなくてもここに書いた文をですますに直して主催の人に日報代わりに送った方が親切かな?どうしよ。


そうそう、金曜日にね、「サムライカレー以外で何か交流はうまれた?」という言葉をもらったのですよ。

うまれてないって日報にはかいたけど、うまれてる。
これからの二週間はカレーもだけど、ほんとに自分のやりたいことを意識することになりそう。そうできるように頑張る。

んで、これ言ってくれたひとは「私がいるうちに内装のデザインをつくっといてほしい」ってことも言ってくれてるのです。私内装のプロちゃうのに(笑)。それだけデザインできるということに価値をおいてくれているのですな。すごくありがたいです。私ただのバイトなのにね。